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雨温図くらべ — 日本の雨温図を地図から選んで並べて比べる

小5社会「国土の気候」の授業の流れと、6つの気候区分の見分け方

「雨温図くらべ」は、日本地図から地点を選ぶだけで、気象庁の平年値(1991〜2020年)をもとにした雨温図を並べて表示するアプリです。 すべての図を同じ目もり(気温 −20〜30℃、降水量 0〜500mm)で描くので、並べたままで気候のちがいを見比べられます。 「6つの気候区分」をワンタップで出したり、地点名をかくしてクイズにしたり、A4 のワークシートとして印刷したりできます。

ブラウザですぐに使えます(無料・登録不要)

アプリを開く 6つの気候区分を開く

1. 対応する単元

校種・学年単元時期の目安
小学5年 社会わたしたちの国土「国土の気候」4〜5月
小学4年 社会県の特色(県の地形や気候)1学期
中学2年 社会(地理)日本の地域的特色 — 気候通年
中学受験 社会雨温図の判別問題通年
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2. 6つの気候区分の見分け方

雨温図は、冬と夏のどちらに降水が多いか、冬の気温の高さ、1年の降水量の多さを見ると区別しやすくなります。 数値はアプリで表示している気象庁の平年値(1991〜2020年)です。

区分・代表地点冬の降水夏の降水気温の特徴理由のヒント
北海道の気候
札幌
少なめ(12〜2月で約320mm)少なめ(6〜8月で約280mm) 冬が寒く(1月 −3.2℃)、夏も涼しい(8月 22.3℃)。年平均 9.2℃北にあり、梅雨がほとんどなく、台風の影響も小さい
日本海側の気候
上越(高田)
とても多い(12〜2月で約1170mm)ふつう(6〜8月で約530mm) 冬は0℃をこえる(1月 2.5℃)北西の季節風が日本海で水じょう気をふくみ、山地にぶつかって雪を降らせる
太平洋側の気候
東京
少ない(12〜2月で約170mm)多い(6〜8月で約480mm) 冬も比較的暖かい(1月 5.4℃)夏は南東の季節風・梅雨・台風で雨が多く、冬は山をこえた乾いた風で晴れが多い
内陸(中央高地)の気候
松本
とても少ない(12〜2月で約110mm)ふつう(6〜8月で約350mm) 冬は0℃くらいまで下がり(1月 −0.3℃)、夏は25℃をこえる。夏と冬の気温差が大きい(25℃以上)。1年の降水量が少ない(1045mm)まわりを山に囲まれ、夏も冬も季節風がさえぎられる。海から遠い
瀬戸内の気候
高松
少ない(12〜2月で約130mm)ふつう(6〜8月で約420mm) 1年を通して暖かい(年平均 16.7℃)。1年の降水量が少ない(1150mm)中国山地と四国山地が、夏と冬の季節風をさえぎる
南西諸島の気候
那覇
ふつう(12〜2月で約330mm)多い(6〜8月で約710mm) 冬も暖かい(1月 17.3℃)。夏と冬の気温差が小さい(約12℃)南にあり、まわりを暖かい海に囲まれている。梅雨や台風の影響が大きい

見分けるときの順番

  1. 冬(12月・1月)に1年でいちばん降水量が多くなる → 日本海側の気候
  2. 1月の気温が15℃をこえている → 南西諸島の気候
  3. 1月の気温が0℃を下回り、いちばん暑い8月でも25℃に届かない → 北海道の気候
  4. 残りの3つはどれも夏に降水が多い。1年の降水量が少なく、夏と冬の気温差が25℃をこえる → 内陸(中央高地)の気候
  5. 1年の降水量が少なく、冬も暖かい → 瀬戸内の気候。1年の降水量が多い → 太平洋側の気候

気候区分と地点の組み合わせは教科書で使われている分け方にならったもので、気象庁などが定めた公的な区分ではありません。 教科書によって代表地点が異なることがあります(太平洋側を静岡、日本海側を新潟や金沢とするなど)。 アプリでは、どの地点でも自由に選んで並べられます。

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3. 使い方

  1. 地図から地点を選ぶ:県をタップすると、その県の地点の一覧が出ます。「+」を押すと右に雨温図が増えます(6枚まで)。一覧は開いたままなので、同じ県から続けて追加できます。地点名の検索欄からも追加できます。
  2. 気候区分でまとめて出す:左下の「気候区分でくらべる」から「6つの気候区分」「日本海側」などを選ぶと、決まった地点の組み合わせに入れ替わります。
  3. 名前をかくす:上の「名前をかくす」を押すと、地点名と年平均の値が「???」になり、図に A〜F の記号が付きます。地図の色も消えます。図をタップすると、その1枚だけ答えが出ます。
  4. リンクを配る:「リンクをコピー」を押すと、いまの画面をそのまま開くリンクがコピーされます。Classroom やロイロノートに貼ると、児童は開くだけで同じ雨温図が並びます。
  5. 印刷する:「印刷」から A4 横のワークシートとして印刷できます(次の章を参照)。
6つの気候区分の雨温図を3列2段に並べた画面
「6つの気候区分」を表示したところ。すべての図が同じ目もりです
三重県をタップして地点の一覧を開いた画面
県をタップすると地点の一覧が出ます。500mm をこえる月は「↑746」のように値を添えます
地点名をかくし、1枚だけ答えを表示した画面
「名前をかくす」でクイズに。タップした1枚だけ答えが出ます
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4. 印刷のコツ

  • 用紙は A4 横:タイトル・名前欄、雨温図(最大3列×2段)、「気づいたこと・くらべてわかったこと」の記入欄、出典が1枚に入ります。ノートに貼る B5 にしたいときは、印刷ダイアログやプリンターの設定で用紙サイズ(または縮小)を選んでください。記入欄は印刷前に外すこともでき、外すと図が大きくなります。
  • ノートに貼るとき:印刷前に「ノートにはれるよう、少し小さくする」にチェックを入れると、内側に少し寄せて印刷します。紙の端や四隅を切り落としても、図や記入欄が欠けません。
  • Chrome・Edge では「背景のグラフィック」をオンに:印刷ダイアログの「詳細設定」にあります。記入欄の罫線などがきれいに出ます。
  • PDF にして配る:印刷ダイアログの送信先を「PDF に保存」にすると、PDF ファイルとして保存できます。
  • クイズのプリント:名前をかくした状態で印刷すると、地点名は「???」、図は A〜F のまま印刷されます(答えは印刷されません)。
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5. データについて

出典気象庁「過去の気象データ検索」の平年値(年・月ごとの値)をもとに作成
統計期間1991〜2020年(次の更新は2031年ごろの予定)
値気温は月平均気温、降水量は月合計。年平均気温・年降水量は気象庁の「年」の値をそのまま表示しています(月の値から計算し直していないため、月の値の平均・合計とわずかに異なることがあります)
地点全国の気象台など(気象官署)と特別地域気象観測所の154地点、アメダスの620地点(合わせて774地点、全47都道府県)。どれも気温と降水量の平年値が1991〜2020年の30年分そろっている地点です
気候区分プリセットの地点に付けている気候区分は教科書の分け方にならったもので、公的な定義ではありません
地図Geolonia「SVG Map of Japan」(Wikipedia「日本地図.svg」をもとに作成、GFDL)。小笠原諸島など一部の離島は地図から省略されています
利用条件アプリの利用は EduWorks.jp の利用規約に従います。気象庁のデータは、出典を明記すれば加工・再配布できます(気象庁ホームページの利用規約)。印刷物には出典が入ります

アプリはブラウザの中だけで動き、選んだ地点などのデータをサーバーに送ることはありません。

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6. よくある質問

自分の住んでいる町がありません

気象台などの154地点と、アメダスの620地点(合わせて774地点)を収録しています。 アメダスのうち、平年値が1991〜2020年の30年分そろっていない地点は、ほかの地点と比べられるように収録していません。 住んでいる町が無いときは、地図で県を押して、近い地点を選んでください。

世界の都市の雨温図は見られますか

中学1年「世界の気候」向けに、世界の主要都市を並べられるようにする予定です。

月ごとの数値を見たいです

このアプリは雨温図を見比べることを目的にしているため、数値の表は表示していません。 数値は気象庁「過去の気象データ検索」で地点を選び、「平年値」から確認できます。

図によって目もりを変えられますか

見比べやすさを優先して、すべての図を同じ目もりで描いています。 降水量が 500mm をこえる月(尾鷲や屋久島など)は、棒を上の端で切り、「↑746」のように値を添えています。

スマートフォンでも使えますか

使えますが、雨温図が縦に1列で並ぶため見比べにくくなります。 タブレットを横向きにするか、パソコンでの利用がおすすめです。

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